ドリームキャッチャーってどんな話?ざっくり時系列で整理

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未読の方はご注意ください。




Amazon.co.jp: ドリームキャッチャー: 本
本 の優れたセレクションでオンラインショッピング。




ドリームキャッチャー
(Dreamcatcher)

作品データ
著者:スティーヴン・キング
ジャンル:SFホラー/ボディホラー

子どもの頃の友情が、宇宙規模の侵略に直結してしまう話

メイン州の森で再会した4人の男たちは、かつて助けた少年との記憶とともに、正体不明の侵略に巻き込まれていく。エイリアン、軍、寄生、生き残った友情。全部が一気に絡まり、逃げ場のない状況で選択を迫られる。これは世界を救う話というより、友達を失い続ける話でもある。

ざっくり時系列

少年時代、4人がダディッツを助ける

テレパシーなどの能力を共有するようになる

大人になり、狩猟旅行で森のロッジに集まる

吹雪の中で錯乱した男と遭遇

寄生生物が出現し、ビーバーが死亡

ジョーンズィーがエイリアンに乗っ取られる

軍と衝突しながら、侵略阻止を目指す

ダディッツの力で決着がつく

物語の主要人物

・ゲイリー・ジョーンズィー
4人組の一人。精神世界で抵抗を続ける

・ヘンリー・デブリン
理性的な判断役。物語後半の行動の軸

・ピート・ムーア
仲間の一人。早い段階で命を落とす

・ジョー「ビーバー」クラレンドン
陽気な友人。悲惨な最期を迎える

・ダグラス「ダディッツ」キャベル
かつて救われた少年。特別な力を持つ

・エイブラハム・カーツ
狂気に囚われた軍人。事態を悪化させる

森のロッジで、日常が一気に壊れる

物語は、毎年恒例の気楽な狩猟旅行から始まる。ところが吹雪とともに現れた見知らぬ男を境に、空気は一変する。病気、錯乱、そして人間ではない何か。ロッジは逃げ場のない感染源になっていく。

体の中から始まる侵略

この物語の恐怖は、外から攻めてくるより先に、体の中で起きる。寄生生物、菌類、そして精神の乗っ取り。エイリアンは武器よりも、体と意識を使って広がろうとする。その描写はかなり生々しい。

友情と記憶が、最後の武器になる

大人になっても続いていた4人の絆は、ダディッツとの過去によってさらに強く結びついている。エイリアンに対抗できたのは、超能力だけじゃなく、過去の選択と関係だった。世界を救う鍵は、ずっと昔にもう作られていた。

この小説のポイント

・友情ものとして読むとかなり重たい
・ボディホラー描写が強烈
・軍の暴走と隠蔽が大きな比重を占める
・子ども時代と現在が交互に効いてくる

たぶんこんな小説

正直かなりグロくて、展開も荒っぽい。でも、最後まで読むと「友情って呪いみたいなものだな」と思わされる。楽しい思い出があるからこそ、逃げられない。そんな感触がずっと残る一冊。

コメント

タイトルとURLをコピーしました