ライディング・ザ・ブレットってどんな話?ざっくり時系列で整理

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未読の方はご注意ください。




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ライディング・ザ・ブレット
(Riding the Bullet)

作品データ
著者:スティーヴン・キング
ジャンル:ホラー/心理ファンタジー

ヒッチハイクした先で、生と死の二択を迫られる話

母が倒れたという知らせを受け、車もないまま夜道をヒッチハイクする青年アラン。その道行きは、次第に現実からずれ、気づけば彼は「誰が死ぬか」を選ばされる場所に立たされる。短い物語の中で描かれるのは、恐怖そのものよりも、選ぶこと、背負うこと、生き続けることの重さだった。

ざっくり時系列

母が脳卒中で倒れたと連絡が入る

アランがヒッチハイクで故郷へ向かう

奇妙な老人の車に乗り込み恐怖を味わう

墓地に辿り着きジョージ・スタウブの墓を見る

ジョージ本人が運転する車に乗る

生と死の選択を迫られる

アランが選択を口にする

病院に辿り着き、母が生きていると知る

時を経て、再び選択の瞬間が訪れる

物語の主要人物

・アラン・パーカー
 大学生。母のもとへ向かう途中で異様な体験をする。

・ジョージ・スタウブ
 墓地で出会う存在。生と死の境界に立つ案内人。

・アランの母
 物語の選択の中心にいる存在。

夜道のヒッチハイクは、だいたい碌なことにならない

母の危篤を聞かされ、焦りと不安を抱えたままアランは道に出る。乗せてくれる車はどれも不穏で、安心できるものはない。逃げ出した先で辿り着いた墓地が、すでに現実と別の場所だったことに、読んでいる側もじわじわ気づいていく。

墓石の名前が運転席に座るとき

墓地で見た名前、ジョージ・スタウブ。その名を持つ男が、次の車の運転席にいる。首元の縫い目、意味深なバッジ、遊園地の話。彼はアランに、街の明かりに着く前に「誰がデス・ライドに乗るか」を決めろと言う。それは比喩でも冗談でもない。

選んだあとも、人生は続いていく

アランは選び、車から放り出され、病院に辿り着く。母は生きていた。だが、それで終わりではない。罪悪感と記憶は残り、時間が経てば再び別れの瞬間は訪れる。あの夜の選択は、ずっと胸の奥に残り続ける。

この小説のポイント

物語は短く、展開もシンプル。それでも、生と死を選ばされる状況の心理が濃く描かれている。派手な怪物よりも、「選んでしまった」という感覚がじわじわ残るタイプの怖さがある。

たぶんこんな小説

一晩で読めるけど、読み終わったあとにしばらく考え込む話。怖いというより、静かに重い。人生の中で避けられない選択を、遠回しに突きつけてくる一冊。

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